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形あるもの、ないもの


お休みの日に、ご縁あって、南阿蘇の野中元さん、かるべけいこさんのお話を聞かせていただきました。

南阿蘇での生活、そして田舎に住むという事、食事のこと…
そして最後に地震のこと。

いつでも、どんな時でも前向きなお二人。そして、貴重な地震直後のお話とその後のお話。
かるべさんは、ご自身も避難されているにも関わらず、避難所でご飯を炊き、海苔巻きにして、鉄火味噌をふりかけてみなさんに振る舞ったそうです。
お米、味噌、梅干しなどの備蓄は沢山あったそうで、食料の救援物資を待たなくても大丈夫だったそうです。
もちろん電気は通ってませんから、カセットコンロに圧力鍋をのせて。

都会の生活とは違い、コミュニティーがしっかりしているので、いい関係が保たれているように感じました。
地震で無くなってしまったもの、壊れてしまったものが沢山あるけれど、それ以上に得たものの方が大きい。と。

このお話会のタイトルは、『苦しいときこそ、ご飯とみそ汁を』でした。
ちょっと、タイトルを聞いただけで構えてしまっていたんですが、お二人の雰囲気や、前向きなお姿に、肩の力が緩んで行きました。
また、続きは後日。

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by niihara5318939 | 2016-05-25 15:39
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